ココロだって強く

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FUJIFILM X100T





詰碁の出来るアプリを、僕のタブレットにインストールしたら、娘がハマって一日2時間ほどしている。自分は黒石で、生きるための問題と、白石を殺す問題とが混在する。正解すればランクが上がっていく仕組み。ランクは折れ線グラフで表示され、レベルの進捗具合がわかりやすく見られる。






「怖い、怖い」






「何が怖いんよ」






「囲碁のルール知らんママには、この怖さがわからへんのや!!」






ほっぺたを赤く膨らませながら、石の急所に指を添えている。






置いた石が間違っていれば、即座に画面上部に「☓」マークで表示される。ちらりと画面上部を確認すると、二手目を探しだす。タブレットでする詰碁のメリットは、次から次から素早く問題を消化できるという点だ。僕が家に居ない時は、問題集に書かれた図を、実際の盤上に石を並べる作業をしている。一手一手石を置いてゆくわけだからこれが結構、時間のかかる作業なのだ。タブレットだと、何度も繰り返しできて、反復だって簡単に出来る嬉しい機能付きというわけ。






「パパ、この問題できる?」






詰碁というのは、いつもいつも急所に置いておけばいいというものではない。自身の石をわざと取らせながら、石の呼吸点を順に塞いでゆく。その一手目を探すのが非常に難しい。逆に、一手目さえクリアすれば、流れでなんとかなりそうなんだけど。






「ここか」






「ちゃうで。ヒント教えたろか?」






さっきと似たような石の並びでも、少しカタチに変化があるだけで一手目が全然違ったりする。






「そこ?」






意外過ぎる一手目を娘に教えてもらっているというのに、僕は怖くて2手目が押せない。
















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by saibara31 | 2018-05-10 22:01 | 女流棋士への道 | Comments(0)