かき氷はイチゴと相場が決まっている

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お風呂あがり、娘とコメダ珈琲店にかき氷を食べに出掛けた。シャリシャリのかき氷ではなくて、フワフワした感のあるかき氷に、先日小さいのを食べて少しだけ好意をもったのでやって来た。







「練乳って何なん?」







メニューを見ながら、どの「かき氷」にするか悩みながら僕に訊いてくる。







「甘いミルクの濃いやつかなぁ」







テーブルに着くなりセッティングしたタブレットの中のGoogleに訊くわけでもなく、適当な事を娘に吹き込む。どっちにしたって、ここに来る前から注文するものは決めている。アイスクリームがトッピングされた、イチゴのかき氷の大きいサイズ。練乳が苦手なのは、どうやら遺伝らしい。練乳のトッピングは無しのかき氷を1つをたのみ娘と仲良く分け合えて、610円なら安い。







「敵は日本人じゃないからな」







夏休みのあいだ観ていたオリンピックで世界を知った娘に、世界の囲碁人口の多さを教えた。







「どこが強いの?」







「卓球と同じで、中国かなぁ」







「じゃぁ、中国の人の囲碁が観たい」







コメダ珈琲店に来る理由の一つには、docomo Wi-Fiの設置があるから。この日はYouTubeで見つけた、「中国」対「韓国」のトップ棋士の対局を観ることにした。発信元は韓国なので、言葉は韓国語だけれども、囲碁に言葉は要らない。対局画面にCGか何かで、直接「A」とか「B」とか「△」とかマークの描かれた石の合成画面が見られるので、言葉がわからなくても日本のような大盤解説より親切だと感じた。







アルバイト店員さんが運んできた金色の器に入った大きなイチゴのかき氷を見て娘が歓声をあげる。小さなアイスクリームをすくう平べったくなったスプーンで、先端が溶け始めたソフトクリームを撫でるようにして口に運んだ。対局のほうもカカリ方が、大ゲイマだったりして、とても新鮮だった。解説の人の次の一手も、3手ほど示してくれてどれかみたいなクイズ形式で観ていて楽しい。







「私なら、Cやわ」







舌先を赤く染まった娘が、ちらっとタブレットの対局画面をみて言う。対局者が、Cで示された場所に石を置くと、「ほらな」と勝ち誇った顔をしながら、スプーンを舌に貼りつかせてみせる。キンキンに冷えたクーラーと、大きなかき氷のおかげで、1時間ほどで身体がクールダウンする。対局はまだまだ続きそうだけれど、次回のお楽しみにして店を出た。








最近始まった15時からのメロドラマと同じくらい、娘は続きを楽しみにしている。






















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by saibara31 | 2016-08-28 21:45 | 女流棋士への道

FUJIFILM X100T で撮った写真ブログ&兵庫及びその周辺まち歩きと、デミオ15MBで行くドライブ日記。  * このページはリンクフリーです。


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