女流棋士への道  初日

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FUJIFILM X100T





北条鉄道 法華口駅~播磨下里駅間







「私も寝転んで写真撮るー」






”ナカイ・スタイル”に魅了された娘が目を輝かせる日曜日のお昼前。今さっき鉄道写真家の中井精也氏が歩いた踏み切りで写真撮ろうよと言うので、カメラを持って法華口駅からプチハイキング。






「写真教えて、お金いくら貰えるん?」






小学生になってから、最近この手の話が大好物になって興味津々で僕に訊いてくる。「さぁ、どれくらいやろなぁ・・・」とかいってお茶を濁すのだけれど、追求を逃れようとすればするほど、具体的な金額を提示して話がだんだん生々しくなってゆく。





「全然、”ゆるく”ないやん」






僕は笑いながら、柔らかな風の下で娘にレンズを向けた。






「私も囲碁棋士になったら、囲碁教えてお金もらうわ。一回、5,000円な。」







子供っぽくない普通にありそうな金額提示に、僕の笑った顔が不自然に引きつっているのがわかる。「頑張って、囲碁棋士なってな」とだけ言っておいた。






この日は、昼からプロが教えてくれるという囲碁教室の初日だった。お昼まで法華口駅で過ごして、駅長さんにパワーをもらってから囲碁教室へと向かった。今回、囲碁初心者14名の募集だったのだけれど、いざ会場へ言ってみると他のスペースには、うちの娘くらいの女の子達が3組ほど(*1)19路盤で、ガンガン対局している姿を観てビックリしてしまった。さすが「棋士のまち・加古川」だ。正直、出遅れたなと思った。






「できるんかなー」






囲碁を打たない妻には、そんな難しいこと娘に出来るのか半信半疑なようだけれど、(*2)「石を取る」ことは、初心者なりにわかっているから、そんなに心配することはなさそう。「コウ」だったり、2眼作ったりすることが理解出来れば、柔らかい頭にルールを吸収するまで時間はかからないだろうと思う。






1時間の初回授業。娘を迎えに戻ると、「シチョウ」まで教えてもらった様子が、ホワイトボードに貼られた大盤の石の並びでわかった。1日で、ここまで教えてくれるのかぁーと初心者クラスにしては本格的な授業に少し心配になったが、「初心者のクラスが終わったら次のクラスも応募するわ」とやる気だけは一人前だ。






家に帰って、パソコンで「7路盤」くらいから始めてみたが、僕より強い場所へ攻めるように打つからまぁ大丈夫かなと。今は、囲碁が楽しくてしょうがないようだけど、あの教室に居る全ての子供達には勝てるように頑張ってほしいものだ。「生き死に」をかけて戦う勝負。「女流棋士への道」は、果てしなく遠い。









(*1) プロ棋士が打っている盤で、縦横19路ある盤の事。囲碁の勉強するのに(勝負が早いので)7路盤や、9路盤、13路盤などでもできます。








(*2) 「石を取る」事を、ゲームで覚えた娘は 「タマ獲ったる」と言うので、そこが心配ごとです。













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by saibara31 | 2016-05-17 20:47 | 女流棋士への道

FUJIFILM X100T で撮った写真ブログ&兵庫及びその周辺まち歩きと、デミオ15MBで行くドライブ日記。  * このページはリンクフリーです。


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