Xperia Z4 Tabletを格好良く使える場所・3
2016年 04月 01日
FUJIFILM X100T
「パフェが食べたいって言ってるやん」
マクドナルドの失敗から、リベンジというカタチで再度娘をスタバに誘ってみた。家からバイパスまでは問題もなく走れたのだけれど、突然「ホームセンターのところのガストにしよう」と言い出す。「えーーーもう少しで着くでー」とか大袈裟に反論してみせたが、メールで割引クーポンが送られてきていたのを思い出し、仕方なく次の信号を左に折れた。
「二人掛けの小さいテーブルに案内されたら、ガストやめてスタバにしよな」
「なんで?」とキョトンとした顔をしていたが、僕はタブレットがしたくて娘を誘って夜な夜な出掛けているのだ。小さいテーブルなどあり得ないのだ。週末の夜で、混んでいる店内を駐車場から見て娘に言い聞かせた。店に近い駐車スペースが運良く1つ空いたので、そこに車を滑り込ませた。車から急いで降り誰にも抜かされることなく店内に入って、娘の頭をゆるりと撫でながら「二人だと」店員さんに告げると、奥の角の広いテーブルへと案内された。その瞬間、スタバへの選択はなくなった。
「パフェ食べるー」と息巻いていた娘だけれど、僕のメールに届いたクーポンを順番に見ていて結局「パンケーキ」でいいと珍しく妥協する。もしや僕の懐事情を察知しているのか。マヨコーンピザと、クーポンが使えるパンケーキとクーポンが使えるドリンクバーを頼んだ。
料理が運ばれてくると、その後はあまりに悲惨なテーブル状況になったので、タブレットを使った写真は無い。実際、使ってはみたのだけれど格好良くなんて程遠いものになったから。
それにしてもいつしか娘はドリンクバーは自分で汲んでくるし、僕の分もあれやこれやと世話してくれるようになっていた。娘の面倒をみているつもりでいるのだが、介護されているのは実は僕の方なのかもしれないなと、娘が汲んでくれたカプチーノを一口啜ってぼんやりと思った。
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