X100T OVF使用時のマニュアルフォーカスは「デジタルスプリットイメージ」
2016年 06月 10日
FUJIFILM X100T
北条鉄道 網引駅。
FUJIFILMのX100Tで、OVFのみの使用時にマニュアルフォーカスにすると、ピント合わせが出来ない素通しファインダーのままだと先日の記事で書いたのだけれど、厳密に言えばDRIVEボタンの横のダイヤルを押すことでその場だけEVFによる画面でのピント合わせが可能になる。だったら、最初からEVFで撮ればいいじゃんってことになるよね。
だけれどもこのX100Tの凄いところは、OVF使用時でも右下にEVFエリアを同時表示させることができるところ。ピントエリアだって、ダイヤルボタンを押せばその小さな画面上に拡大表示も出来る。そのEVF部分を今までは「スタンダード」で使っていたのだけれど、これがなんとも悩みのタネで「覗くとピントを合わせたくなっちゃう病」に罹ってしまうんですよこれが。
僕的には、合わせたいピント部分のほんのちょっと前とかでピントがあえばいいと考えるタイプ。好みの問題なんだけれども。がっちりポートレートでいうところの右目とかにピントが合ったものよりは、ふんわりとした雰囲気のあるものが好み。そこで、EVF部分のピント合わせを「デジタルスプリットイメージ」というものに変更してみた。右下の小さなEVF画面で観て、像のズレを合わせたところがピントが合っている場所というわけ。視力の弱い僕からすれば、なんともアバウトで、逆にそれが頼もしい。
じっくり撮りたい時に重宝しそうな設定をまたひとつ手に入れました。
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