みんなちがって、みんないい。
2015年 10月 01日
( 2015年10月 1日 北条鉄道 網引駅 )
「みんなちがってみんないい~」 最近、娘がよく口ずさんでいる曲。幼稚園児がうたう歌なのに、詩の内容が深くてとてもよかったので、いったい何の曲なのか気になってネットで調べてみた。
「わたしと小鳥とすずと」 という 金子みすゞさんの詩が歌になったものだと知ってなるほどと思った。
詩の内容をワタシなりに訳すると、「わたしは飛べない、小鳥は飛べるけれど、わたしみたいに早くは走れないよ。すずは綺麗な音が鳴るけど、わたしみたいにうまくは歌えないじゃん。でも、まぁ、みんないいんじゃね。」みたいな感じかな。「みんなちがってみんないい」と、大人は子どもに教えているわけだけれど、じゃぁ大人はみんながちがってそれでいいと思ってるのか、ほんとにそう思ってるのか疑問に感じる。
運動会の予行演習があって、リレーの順番が回ってきた時、相手に大差をつけた状態で一位でバトンを受けたらしい。足の遅い娘は、いつも人の後ろを追っかけていて人より前で走ったことがないので、何処を走るのかもわからずキョロキョロしていたらしい。その後のレースがどうなったかは知らないが、運動会当日もダントツの一位でバトンをもらう事になるらしい。
レースを面白くする鍵は、ウチの娘が握っているということだけは確かな情報。