シタゴシラエ

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FUJIFILM X100T







娘のお弁当を幼稚園の2年間作ってきた。








まさか小学生になって、お弁当を持参する日があるとは。








明日の朝は5時起きで、娘の胃袋掴めるメニューで。








「私も6時に起きて、お弁当詰める係するわ」








そう言って、大きさの違うお弁当箱をテーブルに2つ並べて、娘は早々と寝床についた。


















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# by saibara31 | 2017-05-29 21:00 | あなた天使ちゃん | Comments(0)
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「どうやったら、徒競走一位になれる?」








運動会の前の日に、韓国のりを巻いたご飯を頬張りながら僕に訊いてくる。








「息せんと、走ったら?」








「プールみたいに? あーそっか」








わかったのかわからなかったのか、僕のいい加減なアドバイスを真に受けていた。









瞬足という名の靴を履いているが、足はそんなに速くないと思う。去年も、最下位争いの結果かろうじてブービーをゲットしたという感じだったのだ。今年の運動会は、いつも一番の子が居るグループ。「イン、付けろよ」と追加のアドバイスをおくったが、直線の50メートル走だと訊いて「転けんかったら、ええわ」と娘を送り出した。









スタートで抜け出した瞬間「よし出た」と叫んだ。








そのままハナを奪いトップで、残り25メートル。








後続に迫られるも、残り5メートルで再び加速「そのまま、そのまま」と叫んだところがゴールだった。








見事に一位になっていた。








「1着になったら、なんでも買ったろうって、約束してん」








後ろで観ていた妻に近づくと、「信じられない」という顔をしてそう呟いていた。








「何買ってくれるん?」








ブレイブボードをねだる気満々の娘が、ニコニコしながら帰ってきた。




















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# by saibara31 | 2017-05-28 21:57 | あなた天使ちゃん | Comments(0)
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妻が彼女だった頃から、僕のクルマは一貫して「ハイオク仕様車」。”FORD KA”と”VW POLO”と乗ってきて、そして現在マツダデミオ15MB。「レギュラー」であろうが、「ハイオク」であろうが違いの分からない妻には、ガソリンの種別にさえ大して文句も言わない。








毎年5月に納める自動車税も「34,500円」という金額で一貫しているし、「そんなもんだ」と思ってくれているおかげで滞りなく支払い済みである。リアガラスに楕円形のシールが貼ってあるクルマには、どんなご利益があるのかはよく知らない。僕も時には宇宙人みたいになって、分からないフリをして両手を広げる。








POLOさんの頃は、380Kmくらい走るともう残りのガソリンが少なくなっていたため、月に2度のペースで給油していた。その度ごと、妻は僕に銀行の封筒に入った五千円をくれている。いつしか、それが我が家のルーティン。








マツダデミオにして驚いたことは、その燃費の良さだ。少しくらいアクティブに走っていても、POLOさんの時の倍はサラッと走ってくれる。









月に1回給油していれば、良いペースだというのに、今月2回目のガソリン代と書かれた封筒がテーブルに置かれていた。








封筒から抜き取った五千円を静かに財布に忍ばせて、僕は死んだふりをする。



















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# by saibara31 | 2017-05-27 21:07 | デミオ 15MB | Comments(2)
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僕は、最近になってようやく、カメラに動画機能が付いていることを少しだけ理解した。



















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# by saibara31 | 2017-05-26 21:42 | カメラと写真 | Comments(0)

便利は思考の邪魔をする

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デミオに乗ろうと、娘がくれたクマちゃんの小さな縫いぐるみがくっついたキーを掴んで外に出る。








最近では、キーレスにも慣れてきた。前に乗っていたPOLOさんは、「NO! キーレスエントリー車」で、その前のFord KAさんの時も、後の4年ほどは鍵穴派だった。すっかり鍵穴に鍵を差し込んで開ける癖が根付いた僕は、最新式のスティック状の鍵を持ち、デミオのドアを解錠するためのボタンを手探りで押した。







「ガチャリ」と大袈裟な音などしない。さらりとウインカーが点滅して、スマートにロックが解除されたことを知らせてくれるのだ。








くぼみの中に爪が当たらないように気をつけながら、ドアノブをライオンの手で掴み静かにドアを開ける。身体をシートに預け左手に持ったクマちゃんマスコットの行き場に困る僕がいる。








鞄に入れると、施錠の時に再び出さなければならないのが面倒くさいし、ポケットに入れるのもどうかと思った。








ドリンクホルダーに使われると言われている、カップホルダーの一つにクマちゃんを座らせ、クラッチを踏み込んで緑色に光ったエンジンスタートのボタンを押す。








薄く霧が立ち込めてきたので、朝陽に照らされたあの大きな空が見たくなって、僕は窓を少しだけ開けてアクセルを気持よく踏み込んだ。






















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# by saibara31 | 2017-05-25 20:37 | デミオ 15MB | Comments(0)

FUJIFILM X100T で撮った写真ブログ&兵庫及びその周辺まち歩きと、デミオ15MBで行くドライブ日記。 (2015年3月19日以降のブログの写真から Fujifilm X100Tで撮っています。2017年4月2日以降のクルマは マツダ 15MBデミオ ”DJLFS”です。) * このページはリンクフリーです。


by saibara31